NPO法人神戸ライトハウス
創設者兼会長 太田 勝美
「誰かに頼らずに、自分で何でも出来たら…。」
その思いがきっかけで小規模作業所を立ち上げ、平成13 年パソコンの訓練事業を スタートし、視覚障害者である自分が社会に恩返しすることができればと、並行してあんまの訓練事業もスタートさせました。
「障害をもっていても、自立し、社会に貢献したい」
その思いは、障害をもつ者にとって切実な願いでもあります。
働くために、仕事の技術を身につけることは必要です。
しかしそれ以上に、働くことの意味や目的、仕事を通して社会的に実現したいことを、ビジョンとして持つことはとても大事なことです。 その仕事を通して自分がどう成長したいか。
そのビジョンが困難な状況に直面した時に、乗り越えるエネルギーとなります。
仕事へのビジョンを持ち続けながら働くことは、尊厳ある人間として大切なことであり、私たちは、その信念に基づいて支援活動をしています。
NPO法人神戸ライトハウスは、視覚障害者に対して生活支援および社会参画促進に 関する事業を行い、
視覚障害者の自立のための活動支援や訓練および交流活動を通じて、
生きがいのある生活環境作りと心豊かに暮らせる地域社会の実現に寄与することを目的 として、
平成13年に設立されました。
平成24年4月より、障害者総合支援法に基づく障害者福祉サービス事業「就労継続支援 B型」を開始し、
視覚障害者に限定せず身体・知的障害者へのサービスの拡充を目指し、
就労の機会を提供すると共に、生産活動その他の活動の機会の提供を通じて、
その知識 および能力の向上の為に必要な訓練等の便宜を供与することを目指しています。
視覚障害の利用者によるマッサージを作業として行っています。
一般就労にむけて、施術技術の向上、職業習慣の確立、マナー、あいさつやみだしなみ、コミュニケーションの確立に向けての支援を行っています。
身体・発達・知的障害の利用者を対象として、デザイン・音楽・Microsoft Officeのソフト等を用いて、DTPデザイン、印刷、CM映像制作、データ入力等の作業を行っています。
視覚障害者の自立のための活動支援や訓練および交流活動を通じて、
生きがいのある生活環境作りと心豊かに暮らせる
地域社会の実現に寄与することを目的としています。