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神戸ライトハウス
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事業紹介

ユニバーサル推進事業

QRコードを使って世界中の印刷物を
音声化する仕組みの開発と、規格化への働き

ユニバーサル推進事業

看板や印刷物を簡単に多言語化出来るQRコードの発行システム「QR Translator」を用いて、視覚障がい者が印刷物から簡単に情報を取得できる社会的な仕組みを構築する為、実証試験の実施、データの収集などを株式会社エクスポートジャパンと協力して行っています。

このプロジェクトは、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の、平成29年度「課題解決型福祉用具実用化開発支援事業」に採択されています。

PDF新規採択事業一覧(PDF)

PDFQR Translatorのご紹介(PDF)

VIP Code Reader 「VIPコードリーダー」

視覚障がい者(Visually Impaired People)が、かんたんにQRコードや二次元バーコードをスキャンし、情報取得するためのスマートフォンアプリです。
シンプルな操作感で、音声やバイブレーションでの案内サポートが付加されて状況確認がしやすいのが特徴です。

VIPコードリーダー

VIP(視覚障害者)の使用環境に最も適した形で開発されたQRコード/バーコードのリーダーです。デフォルト設定では、カメラを開いている時にレーダー音が流れ、画面の一部にQRコードを捉えると、すぐにそのURLページへ移動します。

コアの技術

iOS/Android対応のスマートフォン・タブレットで利用可、無償配布
対応言語:日本語、英語、スペイン語、フランス語、中国語、インドネシア語など

視覚障害者へのメリット

その場で情報を音声で聞けるため、スキャナーでの読み込みや人に読んでもらうなどの手間が省かれ、リアルタイムでの情報取得が可能となります。多言語対応の「QR Translator」のコードを読み込んだ場合は、他国の視覚障害者にも情報伝達が可能になります。

想定される提供先・提供先へのメリット

自治体様、企業様、印刷会社様にて利用されるパンフレットや印刷物に対して、QRコードを設置することにより、簡単・安価にユニバーサル対応が可能です。

規格化への働き

印刷物にQRコードを設置する際の、共有基準の策定・提唱(印刷物の右下1cm角でカットし、近くにQRコードを配置するルール)に取り組んでいます。

印刷物のユニバーサル対応
https://www.export-japan.co.jp/solution/qr4vip/

導入事例

『心のバリアフリー シンポジウム』冊子(川崎市)

『心のバリアフリー シンポジウム』冊子(川崎市)

生まれつきの脳機能の発達のアンバランスさや、その人が過ごす環境や周囲の人のかかわりのミスマッチから、社会生活に困難が発生する障害であり、見た目からは分かりにくいことがある「発達障害」

発達障害を理解するとともに、それらを通して「心のバリアフリー」の第一歩となるシンポジウムを、川崎市、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会、全国発達障害ネットワーク、川崎市自閉症協会、川崎市教育委員会等の協力を得て、平成29年12月12日(火)に開催しました。

情報保障として、LIVE TALK(発話者の発言を音声認識し、即時複数の画面に表示するソフト)を活用し、シンポジウムでは手話通訳も手配。当日配られた冊子に、多言語対応の音声読み上げ機能が付いたQRコードが採用されました。

『かわさきパラムーブメント』 冊子

『かわさきパラムーブメント』 冊子

川崎市では、障害のある人などが生き生きと暮らす上での障壁となっている、私たちの意識や社会環境のバリアを取り除くことや、新しい技術でこれらの課題に立ち向かうことを「ムーブメント」として展開しています。

その冊子に、QRTranslatorの多言語対応音声案内のQRコードが採用されました。

せっかく作ったパンフレットやチラシなどの印刷物。残念ながら、読みたくても読めない人たちがいます。

視覚障害のある方、小さい文字が読みづらくなった高齢の方、日本語が読めない外国人…。

印刷物を音声で再生することで、文字を読みにくい、日本語が分からない方にも内容をお伝えすることができます。

印刷物にQRコードを設置し、スマートフォンなどの読み取りアプリで、QRコードをスキャンすることによって、内容をスマートフォンで表示し、さらに音声で再生します。

表示された文字は、スマートフォンで拡大することができるので、文字が小さくて見づらいかたにも、読むことができます。

また、このQRコードは多言語に対応しており、スマートフォンの設定言語で読み上げるので、外国のかたにも、母国の言葉で翻訳されるため、内容を理解することができます。

既にある印刷物でも、これから新しく作る印刷物でも、文章を音声化することが可能です。

いつもの印刷物を、聴こえる印刷物に変えていきませんか?

印刷物の音声化

ご依頼の流れ

01

音声化したい原稿(印刷物)をご送付ください。

印刷物の内容全部でも部分的な音声化でも対応いたします。部分的な音声化の場合、該当部分が わかるようにご指示ください。また、紙面には載せていない情報も入力することができます。
日本語の音声化のみか、他の言語※への音声化も同時に行うかご指示ください。

02

当方にてお客様専用の音声再生サイトを作成し、専用のQRコー ドを発行します。

このQRコードを読み込むと、お客様専用サイトが表示されます。画面には原稿が文字で表示され、
音声で読みあげられる仕組みになっております。QRコー ド作成後も内容の編集が可能です。

03

おあずかりした原稿をもとに、 人の手による文字入力を行い、入力した文字データを音声データに変換します。

おあずかりした原稿と指示内容をもとに、神戸ライトハウス登録の障害者スタッフが入力を行います。入力した文字データは、 必ず弊社職員がチェックを行い、間違いがあれば修正いたします。他の言語への翻訳は機械による自動翻訳で行います。

04

音声内容が正しいか、 お客様にご確認いただき、納品となります。

音声再生サイトの作成後、お客様にご連絡いたしますので、ご自身で音声内容をご確認ください。修正や変更等がございましたら、校了までは無償で対応させていただきます。
お渡しするQRコー ドデータの使い方は自由ですが、印刷用データに配置して印刷することをおすすめしています。
既に印刷済みのものを音声化した場合は、QRコー ドをシールに印刷して、貼り付けるのもいいでしょう。

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